口腔内の健康と問題発見に役立つ「唾液検査」について
2018.08.31(金)
表題の詳細につきましては富山県の北國新聞のこちらの記事をご覧ください。
https://www.kaneko-dental-clinic.jp/news/login_22819
富山県で期間限定にて施行された唾液検査についてです。唾液にはむし歯や歯周病の細菌の繁殖を抑える抗菌物質を有していたり、食物を潤滑に体内に送り込む潤滑剤、あるいは高温の食物や酸性の食べ物を含んでも火傷を防止する緩衝剤として…などなど様々な機能があります。この唾液に含まれている血液やアンモニア、細菌の数を測定することで歯周病の罹患状況や今後のリスクを簡単に知ることができます。
この検査法は神奈川県横浜市においては、40,50,60,70歳の方を対象とした歯周病検診、75~76歳を対象にした高齢者歯科検診を受ける際必ず実施しており、本院も指定医療機関として自治体から送付される受診券をお持ちの患者さんに行っております。
この検査は非常に簡便かつ患者さんの身体への負担がまったくないものであるため、上記検診の対象外の方でご希望の患者さんがいらっしゃいましたら、本院スタッフにお声かけ頂ければ、特別な費用を頂く事なく検査を実施致します。
日々医療は進歩し、歯科の治療がつらく我慢を強いられるものから段々と変わってきたものの一例ともいえるかもしれません。